失敗が怖い?経験者が語るレ―シックのリスクとメリット

皆さんはレ―シック手術を検討したことがありますか?

私は8年前にレ―シックの手術をしました。今の視力は両目とも0.8程で、5~6年ほどはこの数値で安定しています。

レ―シック手術をすれば視力が回復するとは分かっていても、後遺症になるリスクや、視力が元に戻ってしまうリスクを懸念するとなかなか決断できない人がいるのも頷けます。

このページでは、レ―シック手術の経験者が、手術を受けてみて実際どうだったのかをお話します。

私がなぜレ―シック手術を決断したのか

私がレ―シック手術を検討したのは、社会人になって2年目の頃でした。だんだん仕事を任されるようになり、パソコン画面とにらめっこの長時間勤務が連日のように続いていました。

その頃の私の視力は両目とも0.1あるかないか。2weeksのコンタクトレンズを常用していました。しかし、朝6時に起床してから夜自宅に帰る10時ごろまで毎日にようにコンタクトレンズをしていると、次第にドライアイの症状が強くなっていきました。

目薬をしてはみるのですが、コンタクトを常時付けているわけですから対処療法にしかならず、ドライアイは改善しないままでした。

ドライアイの日はメガネをするという方法も検討したのですが、まだ当時24歳。オシャレしたい年頃です。どうしてもメガネは嫌でした。

そこで検討したのがレ―シック。もちろん、当時から術後の後遺症については一部で問題になっていました。私もわりと不安症なほうですから、その点について気にならなかったわけはありません。

でも、コンタクトから解放されて楽になりたい、という思いの方が勝って、とりあえず適応検査に行ってみることにしました。

レ―シック適応検査を受ける

レ―シック適応検査とは、自分の目がレ―シック手術可能かどうかを検査するものです。

誰でも眼科検診などで目の検査を行ったことはあると思いますが、あのような簡易なものではなく、2時間から4時間ほどかけて、十数種類の適性検査を行っていくのです。

私の場合は、神戸神奈川アイクリニック(当時は神奈川クリニックという名称)で検査をしました。

検査前に、「検査結果によっては手術ができないこともあります。」と言われ、一大決心をして適応検査に来たのに少し拍子抜けしたことは今でも覚えています。

色々な原因で手術ができないことがありますが、例えば10人に1人程度は角膜が薄いためにレ―シックができないと言われています。

検査結果は?

検査結果は、レ―シック手術を受けてもOKだ、というものでした。2回レ―シックをしても大丈夫なくらい角膜は厚いとのことでした。

ただし、私の場合、ハローグレア現象が人より多めに出る可能性がある、と言われました。

ハローグレア現象とは何か?

夜間に光がにじんで見える現象をハロー、眩しく見える症状をグレアと呼びます。

なぜハローグレア現象が起こるのか?

レーシック手術では角膜を一部切除し“フラップ”という角膜のフタを作り、角膜の実質部にレーザーを照射して屈折を作り、再度フラップを元の位置に戻し被せることによって視力の改善を図ります。

しかし、術後3~4カ月程はそのフラップがまだ上手くくっついていないため、光の屈折が上手くいかなくなってハロー・グレア現象が起きていると考えられています。

ハローグレア現象が人より多めに出る可能性がある、その理由は?

夜間、ヒトは光を多く取り入れるために瞳孔をより大きく開きます。昼間のうちは明るいので、瞳孔が小さいままでも物を見ることができます。しかし、夜は暗いので、物をよく見るためにはより大きく瞳孔を開く必要があるのです。

レ―シック手術では、瞳孔が大きく開いた時の大きさに合わせてレーザーの照射口径を調整します。クリニック側で用意している口径は大・中・小の3種類ほどでした。その人その人の瞳孔の大きさに合わせて、レーザーを照射する口径の大きさを決定していきます。

しかし私の場合は、一般の人よりも瞳孔が大きかったようで、一番大きな照射口径でもギリギリ瞳孔の部分がカバーされるかどうか、という大きさだったそうです。

一般に、術後はハローグレア現象が起こるとは言われていますが、3~4カ月で徐々に消えていくと言われています。しかし、あなたの場合は他の人よりもハローグレア現象が起こりやすいし、3~4ヶ月後も若干残るでしょう、と言われました。なぜなら、夜間大きく瞳孔を開いたときに、レ―シックでレーザーを当てたレンズの外側からも光が入ってくる可能性があるからです。

ただし、年を取るにつれて瞳孔が大きくなりにくくはなるので、年々ハローグレア現象は減っていくでしょう、とのことでした。

正直、手術をするかどうかすごく迷いました。この結果を聞いて、50%くらいの人は手術をやめる気がします。それもまた正解だと思います。でも、当時の私の場合は手術する方を選びました。ハローグレア現象を多少我慢してでも、手術しようと思いました。

レ―シック手術後の状態は?

レ―シック手術自体はあっという間に終わり、1日経てばそれなりにはっきりと視界は開けてきました。完全に通常通りになるには少し時間はかかりますが、とにかくメガネやコンタクトレンズがなくても物がはっきり見えることの感動の方が大きかったことを覚えています。

1週間もするとほとんど通常通り見えるようになり、普段通りの日常生活へ戻っていきました。

ハローグレア現象はあったのか?

ハローグレア現象は、1年経っても続きました。大分緩和してきたと思ったのは、3年くらい経った頃でした。確かに適応検査で言われた通りだったので、ある意味検査通りで、すごいな、という感想を持ったくらいです(笑)。

加齢とともに瞳孔が小さくなり、8年経った今ではまったく気にならなくなりました(加齢と言う意味では悲しいですが…)。

私は車を全く運転しないので、信号機がちょっと眩しいとか、そんなくらいだったので実質そこまで困ったことがあるかと言われるとありませんでした。しかし、車をよく運転する人は場合によっては夜間の運転を諦めた方がいいかもしれません。

実際のところ一番不便を感じた瞬間は、暗めの居酒屋の中での見通しが悪くなったことでした。とは言え、見えないわけではないので、それで怪我をした、とかそういうこともありません。それが解消されたのもレ―シックをして3年経った頃でした。

レ―シックをして良かったと思うか?

ハローグレア現象のせいで暗いところで少し不便だったことは事実です。でも、レ―シックをして良かったかと聞かれれば、100%良かったと思います。

裸眼で普通に過ごせることはこんなにも楽ちんで、すがすがしいものなんだなと思いました。また、一般的にはレ―シックをするとドライアイになりがちと言われているのですが、コンタクトレンズにより元々ドライアイだった私は、コンタクトを使用しないことによる症状緩和の影響の方が大きかったです。(これは個別の状況による部分も多いと思いますので、あなたもレ―シックをすればドライアイが治る!とは死んでも言えませんが。)

もう一度時間を戻せるとしても、あの時レ―シックをしたと思います。

それでも不安な人はやらない方がいい

でも、このケースは結局私ひとりの体験談でしかありません。99.9%の人がレ―シック手術に満足をしていたとしても、世の中には満足できなかった人が存在するというのもまた、事実なのだと思います。

これは正直なところ運もあるかもしれませんし、どうなったら満足なのかという満足感に対する違いもあります。自分が実際にレ―シックをしてみないことには分かりようのないことです。また、夜間車の運転が必要な人や、薄暗い中で仕事をする必要がある人などにとっては満足度はおのずと低くなってくるでしょう。もしも私が満足できなかった側の人間だったら、そういうふうにネットに書いていると思いますし、そこは難しいところです。

結局は、色々な人の情報を見て納得をして、手術をするかどうか決めるのが一番だと思います。

適応検査だけを受けて断ることもできますから、適応検査を受けに行くのもいいと思います。わたしのように、何のリスクがどれくらいあるのかということをざっくばらんに聞くこともできます。医療行為なので、リスクについてはきちんと説明を受けられます。

レ―シックをしたい人はどんなクリニックを選ぶべきか?

リスクも説明してくれるクリニック

絶対安全ですよ、と言ってレ―シック手術の適切な説明をしてくれないクリニックは止めておいた方がいいと思います。適応検査に行っても、必ずしもそこで手術を受けなければいけないわけではありませんから、信頼が置けないと思えばそのクリニックで手術をするのはやめてもいいです。

私自身の個人的な経験では、適切なリスクに関する説明を受けられたと思っているので、神戸神奈川アイクリニックはおすすめです。

症例数が多いクリニック

もしその他で選ぶとしたら、症例数が多いクリニックが無難かなと思います。もちろん説明会だけまずは出てみることも可能ですしね。品川近視クリニックは症例数も多く、無料説明会も開催しているようですので、そういうものに参加するのも手です。

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